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世田谷区新庁舎整備の入札価格は331億円

世田谷区は築50年以上が経ち、老朽化している本庁舎の建て替えについて、これまで長い時間をかけて議論をしてきた。すでに設計内容は決まっているので、施工者を選定する段階にあった。先日、本庁舎整備の特別委員会において、その競争入札の結果報告があった。これによると、予定価格421億円に対して331億円で大成建設が落札。技術評価では鹿島建設が高得点となったが、総合評価で大成が選ばれた(詳細はコチラ)。

会派として、豪奢な設備や華美な装飾を排し、想定される首都直下型地震に耐えうる、無駄をそぎ落とした機能的でシンプルな庁舎にするよう提案してきた。結果として、コロナ禍ということも踏まえ、かなりコストカットができるようなので、区民の理解も得られやすいのではないかと思う。


そもそも現庁舎は、災害時の対策拠点としてはかなり脆弱で、被災後の指揮・管理の継続は、極めて困難であると指摘されてきた。日常業務も複雑化、増大化によって物理的に手狭となり、機能が分散しているので非効率を招いている。何よりも多くの区民に不便をおかけしている。役所の職員もひしめき合って仕事をしていて、環境が良いとは御世辞にも言い難い。省エネやバリアフリーへの配慮も足りないし、区民の交流スペースも少ない、など様々な問題がある。

今後のスケジュールは、今年、令和3年5月に契約、7月に着工し、令和9年10月の完成をめざす。私は工事のプロセスをSNS等で随時発信するよう、要望した。どこぞやの市長は、特別に専用シャワールームを設置していたようだが、どさくさ紛れの特別待遇には眼を光らせたい。