15日に開かれた予算特別委員会では、区民生活領域の質疑が行われた。私は区の観光アプリ「世田谷ぷらっと」について質問。世田谷区はこれまで、区内の観光案内を充実させるために、様々な取り組みを行ってきたが、これもその一環である。しかし、しばらく見ない間に更新が滞っており、内容も代り映えせずなんとかならないかと思っていた。
私は先の一般質問で、飲食店のコロナ感染予防策を後押しするような施策が必要だと指摘したが、積極的に取り組んでいる店をこのアプリで紹介するなどしたらどうか提案した。ダウンロード数は累計約2万件(令和3年1月現在)、先月2月の月間ページビューは約8千件もあるので、これを活用しない手はない。さらにコロナ禍という、導入時とは社会的な環境が異なっているので、読者のターゲットを再考するようにお願いした。テレワークなどで、今までよりも区内で過ごす区民は増えている。
同日に本格的にスタートしたキッチンカー事業についても訊いた。
世田谷区が区有地でキッチンカーの移動販売 約30店が週替わりで出店(みんなの経済新聞ネットワーク) https://t.co/gipD4SV9xn
— ひえしま 進(世田谷区議会議員🐶日本維新の会🐱世田谷区) (@hieshima_susumu) March 19, 2021
これまで、区有地で実証実験を行ってきたが、大変好評だったことから事業化。区役所本庁舎や馬事公苑前けやき広場など6か所に出店されるが、もっと場所を増やすよう要望。ジャンルは和食、洋食、エスニックなど様々あり、メニューはおにぎり、ハンバーガー、丼、スープなど多岐にわたる。これを、買い物不便地域まで広げ、野菜や鮮魚、総菜なども販売できるようになれば、喜ばれると思い提案した。区は前向きに検討する姿勢を見せたので、期待できると思う。キッチンカー事業者も丸の内や新橋など激戦区で店を開くよりも、住宅街で商売する方が売上げもよいし、リラックスできるということなので、息の長い事業になるのではないか。興味津々の子どもたちの意見も聞いてみたい。