一昨日25日、モデルナの2回目の接種を職域で受けた。直後は打った左腕に鈍痛があるものの、とかく違和感はなかったが、夜中になると激しい悪寒が襲ってきた。「あー、これは熱が出るな」と思い、急いで毛布を引っ張り出し、パジャマも厚手のものに着替えて横になった。しかし、ガタガタ震えが止まらない。
しばらくすると、身体全体がカッと熱くなり、汗が噴き出てきた。体のだるさが増し、左腕と節々がズキズキ痛む。夜が明けると、委員会に出席しなければならないが、まともに仕事できるか一瞬不安になった。しかし、予約できたのがこの日しかなかったので、乗り切るしかないと思い直す。
朝になって体温を計ると38度5分。倦怠感に包まれている。カロナールを飲んで委員会へ。身体はだるいが、頭は意外とスッキリしている。このまま乗り切れそうだと思っていたが、3時間近くの長丁場となり、正直キツかった。委員会室の冷房が強力だったせいもあるのか、再び寒気が襲ってきて、早く横になりたいという思いだけが募る。腕が痛いので、つい物を掴み損ねたりする。
午後の予定は、できるものは一通りキャンセルして帰宅。食欲は特になく、OS-1だけが頼り。横になるも頭痛が激しい。カロナールを服用。熱は38度5分。朝と変わらない。夜になると身体が熱くてたまらなくなり、計ってみると40度を突破。汗が噴き出てくる。以後、これは朝まで続く。夕食は何も食べたくなかったが、梨だけはなぜか口に入った。
翌朝、つまり今日、ようやく37度に。腕は少し痛むが、昨日とは打って変わって倦怠感はない。高熱のせいでほとんど眠れなかったせいもあり、多少、寝不足気味ではあるが、その他は普段と変わりない。巷間言われている通り、丸1日休めば回復することはわかったが、もう結構、というのが正直な感想。簡単に言えば、重いインフルエンザに罹ったようなものか。
ニュースを見ると、なんとモデルナに異物混入。
モデルナのワクチン異物混入
約160万回分使用見合わせ厚生労働省は、同じ工程で製造されたワクチンの使用を見合わせることを決めました。https://t.co/TXT7lWUhDy
— NHKニュース (@nhk_news) August 26, 2021
ワクチン・アプリから私の分は「該当しないので安心してください」との通知。2回目の前だったら、ちょっと接種を躊躇したかもしれない。
それから、「モデルナ難民」も出ている。
2回目のワクチンが打てない――。
職域接種の方式上、急な体調不良などで一度キャンセルすると改めての予約が難しくなり「モデルナ難民」が問題となっています。
どういった対処法があるのでしょうか。https://t.co/zqFSQOhjzo— 毎日新聞 (@mainichi) August 26, 2021
私のように、行政での予約がスムーズに取れないので、職域での接種を希望する人は多いが、確かに、2回目のキャンセルは不安のタネである。企業と自治体の連携が強く望まれる。
ワクチン接種には副反応をはじめ様々な障害があるが、だからと言って、感染拡大が起こっている現状と特効薬が存在しないことを考えれば、打たないという選択肢はなかなか取りづらい。3回目も必要だ、という指摘もあるが、なるべくこういった障害を減らすための知恵を絞るしかない。