日本維新の会が問題提起してきた、月100万円を領収書なしに自由に使える文書通信交通滞在費(文通費)の改革は、見送りになった。
吉村知事が文通費改正案の成立見送りに「情けない」 野党が結束して自主的な公開を勧める
→過半数がない野党が与党を動かす為には、熱量で動かすしかない。野党が自主的にドンドン公開する。理想を追求する。与党と正面からぶつかる。ぶつかった衝撃力で制度を動かす。 https://t.co/WZZsQJXhgD— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) December 21, 2021
自公はもとより、立民もやる気がないことがはっきりわかった。国会のオールド・パーティにもはや改革力はない。政治家はよく「法案を出したが、否決されたので仕方ない」という言い訳をするが、それなら独自にやるまでだ。
維新、文通費を口座管理 未使用分は寄付 独自規則
〉藤田氏は与野党が使途公開や返納で折り合わず今国会の法改正が見送られたことを踏まえ「維新は透明性を重視する。世論を喚起し、法改正につなげたい」と強調。飲食費や選挙関連費用に充てることは禁止する方針も示した。 https://t.co/p2xx4Qf3l2— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) December 21, 2021
ちなみに、世田谷区議会は政務活動費について、全議員が領収書添付で全面公開している。
国会というところが、とかく世間の常識からかけ離れていることは、よく指摘されており、特別委員会のあり方も同様である。国会の特別委員会は地方議会と異なって、ほとんど開催されないものもあり、そのくせ、委員長手当とさらに公用車も付くというトンデモな特権に斬り込んだのも維新だ。
審議しない委員会は必要なし。委員長の日当も辞退し、辞任の決断をした井上議員。流石です!
維新・井上英孝議員が衆院「科学技術特別委」の委員長を辞任へ 日当の受け取りは辞退 #SmartNews https://t.co/dXlAdxNnkn
— やながせ裕文 (参議院議員) (@yanagase_ootaku) December 20, 2021
私が国会議員の秘書時代に感じたのは、「国会は何をやっても、特別だから許される」というよくわからない感覚が横行していることだ。そもそも、「国は上、地方は下」という意識も強い。こういう誤った勘違い体質を変えられるのは、地域政党を母体とする維新しかないと改めて思う。
本日、臨時国会が閉会。形にできなかったこと、やり残したことがたくさんあります。
私たち日本維新の会はまだまだベンチャー政党。大切にすべきキーワードは、民間感覚と納税者目線、スピードと攻めの姿勢。今日が来年に向けての新たなスタートの日として頑張ります。 pic.twitter.com/ztjLc4A8Xe— 藤田文武(日本維新の会 幹事長) (@fumi_fuji) December 21, 2021