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バラ撒き検査キット予算に反対しました

昨日(3日)の本会議で、バラ撒き検査キットの補正予算を含む26議案の評決があった。すでに企画総務委員会で態度表明していたが、わが会派(無所属・世田谷行革110番・維新=F行革)の4議員だけが、補正予算に反対。議会は「世田谷モデル」から続く、一連の保坂区長の新型コロナ検査施策を承認したということである。

保坂区長の暴走の源泉は、実は議会のこうした態度にあるのではないか。心ある会派がここぞというところで反対しなければ、区長の思うがままである。実際、そうなっている。各会派の意見を聞いていると、それぞれ区長に苦言を呈しているのだから、態度を鮮明にして区民にわかりやすく示して頂きたい、と切に思う。

そもそも、今回のバラ撒きは、議会で可決される前にすでに実施されてしまっていた。議会軽視どころか議会無視のこの横暴が、まかり通っているのである。議会は行政の追認機関ではない。権力の暴走をチェックし、区民益の増大を図らなければならないはずだ。私自身は是々非々を旨としているが、今一度、議員としての来し方を省みたい。来週から予算特別委員会が始まる。身を引き締めて、取り組みたい。