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串田誠一参院議員が講師の「命の授業 in 下北沢」を開催

北沢タウンホールにて、「命の授業 in 下北沢」を開催。先週11日に調布で行われた際、串田誠一参院議員に「世田谷でも!」とお願いしたところ、急にも関わらずご快諾頂き、開講の運びとなった。


告知に時間がなかったにも関わらず、東京以外のエリアからも、動物愛護に関心の高い方々が多く参加してくださった。私も世田谷区議会で動物に関して何度も取り上げてきたが、法律上、「動物はモノ」と規定されているため、多頭飼育崩壊ひとつ取っても、彼らの命を救うことは困難を極める。モノの所有者が許可しない限り、ドア越しで悲鳴を上げていも手を差し伸べることができない。これを「所有権の壁」と呼ぶ。

という基礎的な事柄から、最近話題の国内で行われている犬肉食まで、動物にまつわる問題が広がっていることを学んだ。国会での動物についての質問は串田先生が随一だが、授業では関係大臣や役人との丁々発止の質疑の模様も紹介され、アニマルウェルフェアなど動物愛護に関するわが国の認識の後進性も浮き彫りになった。

繰り返すが、最も大きな壁は「動物はモノ」という規定である。ここを崩せば課題の多くは解決に向かうはずだ。しかし、国の答弁を聞く限りこの壁はかなり分厚い。TV中継が入る今国会の予算委員会で、串田先生が岸田総理に迫るとのことなので、非常に楽しみだ。

動物はモノじゃないーー。この言葉をどうか皆さんも広めてください。