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維新が健闘! 都議補選

先日、大田区で実施された都議会議員の補欠選挙(定数2)は、森愛候補(無所属)、鈴木あきひろ候補(自民)が当選した。維新の細田すみよ候補は次点で惜敗。25.33%という低投票率の中、維新は30363票を獲得し、健闘した。

補選は2人の都議が区長選に出馬するために、辞職したことに伴うもので、その一人が今回当選した森氏だった。「自分が議員を辞めておきながら、また出馬する」ということに疑問の声が上がっている。

しかし、トップ当選したことで、有権者の判断はそのことを問題視していない、と解釈できないこともなく、なかなか微妙な話になってもいる。しかも森氏は、所属していた都民ファーストからすれば裏切者で、正義や道義というものだけで、選挙に勝てるわけではない、という現実も見せつけられた。

とは言え、かなりの低投票率からすれば、補選そのものに有権者の関心が向けられておらず、森氏は立憲民主党と共産党が支援し、鈴木氏は自民党を支持する様々な団体が集票するという、組織力がモノを言ったわけで、維新としては劣勢に立たされざるをえなかった。そういう中で3万票余りを頂けたことは、次の闘いの大きな手応えになった。

あと、公明党支持者はどの候補に入れたか気になるが、自民候補が4万票余りしか獲得していないところを見ると、自公の東京における選挙協力の解消の影響は、テキメンに表れていると思われる。

巷では解散、総選挙が囁かれているが、維新はいつでも受けて立つし、松井前代表がいつもおっしゃっていた、選挙目当ての野合・談合はしないと信じている。それをやった時こそ、維新の完全敗北だろう。