自民党の松川るい、今井絵理子参院議員をはじめとする、自民党女性局の“パリ視察”に各方面から批判の声が上がっているが、スケジュールの詳細が明らかになるにつれ、どう言い訳しても、視察という名目の観光であることは否定できない。
松川議員仏研修)さすがにこの日程では研修とは言えない。問題はこのレベルの日程でも国会議員たちは堂々と研修と言い張ること。松川議員以外もそうだろう。国会議員たちの海外日程を全てチェックすべきだ。旧文通費も改革できない国会議員は信用できない。 pic.twitter.com/GCSUhvYc94
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) August 7, 2023
私も秘書だったことがあるのでわかるが、間近で見ていると、国会議員というのはどこまでいっても至れり尽くせりで、随所に「勘違い」が感じ取れるものだが、松川、今井両議員の帰国後の言い訳も、それを十分に表していた。
松川るい氏、今井絵理子氏がトレンド入り。何かと思えばFLASHがパリ子連れ研修の旅程表公開。研修は僅か6時間で優雅なセーヌ川ディナークルーズ、シャンゼリゼ通りショッピング等がずらり…自民への159億もの政党交付金の使い途がこれ。政党への税金援助そのものの是非を問えhttps://t.co/q1fMCbQWHn
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 6, 2023
党の視察だろうが何だろうが、原資は税金なのだから、目的を果たしたらすぐに帰ってくればいい。「このスケジュールはおかしくないか?」と言う議員はいなかったのだろうか。 だいたい、“たかり”体質の人間が議員をやっているから、こういう体たらくになる。
エッフェル松川さんは役職辞職した上で、自民党離党しないと、大阪自民党は次の選挙も大敗するのでは?https://t.co/fNc8XsGzBu
— 城之内みな🌺 (@7Znv478Zu8TnSWj) August 8, 2023
世田谷区議会も7月中に、各常任委員会ごとに2泊3日の行政視察に行ったが、もちろん観光なんて一切ない。私が所属する福祉保健委員会で行った場所は、以下の通り。
7月12日 先進的な取り組みをしている京都府庁で、認知症施策について意見交換。終了後、すぐに兵庫県西宮市へ移動。宿泊。
7月13日 西宮市の障害者福祉施設「ふれぼの」を訪問。職員らと意見交換し、施設見学。終了後、神戸市役所へ。災害時要援護者支援の取り組みについてレクチャーを受ける。岡山市へ移動。宿泊。
7月14日 岡山市役所で、ソーシャルインパクトボンド(SIB)を活用した健康ポイント事業「おかやまケンコー大作戦」についてヒアリング、意見交換。終了後、帰宅。
一方、こちらも“たかり”体質丸出しの香川県議会の海外視察。
費用は全国平均の11倍!
大好きな海外視察を止められない香川県議会の非常識
公開日:2023/07/12https://t.co/KreAXxXua0— でるた (@jGzNdEf8u3h2xY8) August 7, 2023
議員どうしで遊びに行って、何が楽しいのかわからない。よほど田舎はやることがないのか。こういうことをしているから、議員はいつまでも馬鹿にされるのだ。なり手もいないのだから、議員定数を削減すべきだ。