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世田谷区の一般会計決算認定に反対

9月20日からスタートした世田谷区議会第3回定例会が終わった。決算特別委員会では、各所管ごとに質疑をし、ひえしまは保坂区長が出席する総括と文教領域で区立中学校での体罰事件を取り上げた。区民生活領域では、男女共同参画センター「らぷらす」の離婚講座などの問題点を指摘した。

最終日の令和4年度決算認定の賛否については、会派として一般会計に議会で唯一反対。国民健康保険事業会計など4件については賛成した。
反対の主な理由は、保坂区政の実施計画の達成率の低さにある。全77件の成果指標のうち、条件を満たしたものは41件。達成率はたった53%だった。区長は議会で「100%をめざす」と答弁していたが、いつもながら口先だけの結果となった。

保坂区政に決定的に欠けているのは、リーダーシップだ。メディアで自己アピールすることには長けていても、その勢いはどこへやら、いつの間にか話半分以下に。あの「世田谷モデル」もそうだったし、学校給食無償化も他自治体の様子を伺ってから、ようやく手を挙げる始末。さらに恒久化するのかしないのか、区民をじらしっ放しだ。DX専門の副区長をサイボウズから招いたことは話題にはなったが、これまた未だに窓口で区民1人平均、70分以上も待たせて平然としている。

いつになったら、区民の目に見える形で世田谷区政の改善が図られるのか。こんなのらくらな漫然とした経営を容認することは到底出来ない。第4定例会でも厳しく対峙していく。