6月28日、私が所属する日本維新の会東京都総支部である「東京維新の会」へ離党届を提出し、記者会見を開きました。会見要旨は以下の通りです。今後は、無所属議員として世田谷区の発展のために尽力して参りますので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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令和6年6月28日
記者会見要旨
本日はお忙しい中お集まり頂きまして、誠に有難うございます。さきほど、私が所属しておりました日本維新の会東京都総支部である東京維新の会に、離党届を提出しましたことを、ご報告申し上げます。
離党に至った経緯と理由をご説明いたしますと、現在、行われております東京都知事選挙に関する党と私の見解の相違があります。東京維新の会は都知事選の対応について、先週6月17日にオンラインにて開かれました緊急全体会議で、柳ヶ瀬裕文代表から「静観する」旨の発表がありました。静観することの意味については、維新の会として候補者を擁立しておらず、また、どの候補にも推薦や支持などを行っていない以上、所属議員はいかなる陣営にも関わってはならないというものでありました。
このことにつきまして、私の後援会の皆さまはもとより、区民の方からも多数のお問い合わせや疑問の声を頂戴し、私自身、熟考した結果、都区制度に象徴されるように、世田谷区政に直接大きな影響を及ぼす東京都知事を決める極めて重要な選挙について、区民の負託を受けた議員として意思表示しないことは、有権者に対して不誠実かつ怠慢であるとの思いに至り、6月19日付で、柳ヶ瀬代表に対して、所属議員が自分の信条に基づいて、思い思いの候補を支援できるように決定の再考をお願いする要望書を提出しました。
これについての回答が、音喜多駿幹事長名で翌20日に届きましたが、残念ながら方針は覆りませんでした。その後、各候補者の政策を吟味し、何名かの候補については、実際に街頭演説にも足を運び、人となりを拝見しました。その結果、前安芸高田市長である石丸伸二候補を応援したいとの思いに至り、このことは前述の通り、党の方針に反することから、この度、けじめをつける意味で党籍を離れて、石丸氏の支援を行うことを決意致しました。
世田谷区議会にあっては当面、無所属議員として活動することになりますが、会派の変更等は考えておらず、これまで通り、保坂区政に対しては是々非々を貫き、行政を厳しくチェックして参ります。世田谷区民の皆さまにおかれましては、ご心配をおかけすることになるかもしれませんが、より一層、世田谷区の発展のために働いて参りますので、ご理解を賜れれば、大変有難く存じます。