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子宮頸がんワクチンの追加接種を受けましょう

子宮頸がん(HPV)予防ワクチン接種について、ひえしまも世田谷区議会で繰り返し、啓発活動と推進の要望をしてきました。いま全国でキャッチアップ接種が行われています。

政府は平成25(2013)年から令和3(2021)年まで、積極的勧奨を控えていましたので、公費負担(無料)にも関わらず、多くの方に情報が行き届きませんでした。現在、安全性が再確認されたことから、接種勧奨を再開しています。チャンスを逃した方は、令和4年7月に世田谷区から郵送された「予診票」を持って、ぜひ医療機関をお訪ね下さい。手元にない方は電子申請もできます(9価ワクチンも可)。また、世田谷区医師会による日曜接種も行われていますので、こちらもご利用下さい。

対象年齢 平成9年(1997年)4月2日~平成20年(2008年)4月1日生まれの女性
接種機関 令和4年4月1日~令和7年3月31日

※接種を完了するまでに約6か月間かかるため、令和6年9月までに接種を開始する必要があります。

子宮頸がんで亡くなる方は、国内で毎年3000人近くいらっしゃいます。しかし、ワクチンで予防できるのです。「子宮頸がん検診さえ受けていれば大丈夫」などと言っているワクチン忌避の人もいますが、まずワクチンを接種し、検診も受けることで健康が保たれます。

さらに、10月からは男性の接種もスタートしますので、こちらも広くお声がけ頂きたいと思います。

これを機会に、一人でも多くの方がワクチンを接種されることを祈ります。