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世田谷区議会、決算特別委員会で質疑します!

世田谷区議会は決算特別委員会の真っただ中。初日の総括質疑から始まって、企画総務領域、区民生活領域と三日目を終えたところです。この後、福祉保健、都市整備、文教の各領と補充質疑が待っています。ひえしまは福祉と文教で質問予定です。

決算特別委員会や予算特別委員会は、本会議場での質問とは違って、あらかじめ内容を行政側(理事者と呼ぶ)に伝えるルールではないので、両者はまた違った緊張感に包まれます。ですから、理事者側は議員がどういう質疑を行うつもりなのか、早い段階から探りを入れに来ます。この時に、内容を教える議員もいれば、まったく教えない議員、あるいは、ある程度しか教えない議員など、人それぞれです。

区長をはじめとする理事者席

委員会では、理事者である各所管の部長・課長級職員が並び、初日の総括と最終日の補充質疑にのみ区長が出席します。そのため、初日と最終日は、各会派とも総合的な質疑が行われる傾向があります。その他の日は各領域ごとに、本会議では扱いづらい細かいやり取りが行われます。

 質疑者席

発言の際はその都度、委員長に許可を求めます。議論が白熱したりすると、そのことを忘れて質疑者と理事者が勝手にやり取りし出すのですが、その時は委員長に注意されます。質疑者がいきなり、他の理事者に質問するケースもあり、答弁に窮すると議員たちからヤジが飛ぶこともあります。理事者側はうかうかしていられませんね。

議員の側も原稿から逸れがちで、時間内に答弁まで収まらなくなることもしばしば。答弁中に持ち時間が切れ、その案件は実行されるのか否か結局わからない、といったハプニングも起きます。これは聞いてる方も消化不良ですが、本会議と違った面白さといえば、そうなのかもしれません。しかし、肝心なことは、質疑が区民の利益になるかどうか、ということなので、毎回心して臨んでいます。

ひえしまは、7日保健福祉(10時~)、10日文教(16時40分~)で質疑します。お時間ある方は、ネット中継をご覧ください。もちろん、傍聴も大歓迎です!