これまで多くの方々にお問い合わせ頂いていた、石丸新党への参加についてご報告します。

私は2024年夏の都知事選の際、所属していた日本維新の会を離党して、石丸伸二さんの応援をしました。その時の気持ちは今になっても変わっていません。新党結成が発表されて以降、真摯に検討をしてきました。

このことについて、後援会の皆様をはじめ、何人もの支持者や有権者の方々と意見交換をしました。その結果、ほとんどの方がおっしゃったのは、「このまま世田谷区議会で活動して欲しい」というものでした。

私は現在、議員としてちょうど２期目の折り返し地点に差し掛かるところです。３月には区として、最も重要な予算審査が控えています。世田谷区は令和７年度一般会計で約4000億円、特別会計を入れれば約6000億円という莫大な予算を計上しています。年々膨れ上がる予算について、これからじっくり時間をかけて精査しなければなりません。

そして何よりも、世田谷区議会議員として当選させて頂いて以来、区民の皆様とお約束したご要望の実現に向けて、まだまだ取り組まなければならない事案がいくつも残っています。これを放棄して次のステップへ踏み出すということに、私自身が納得できませんでした。

以上の理由から、現時点において石丸新党に参加する状況にはない、という結論に至り、エントリーを見送りました。

新党には有為な人材が多く結集しているとのことですので、この試みが日本の政治に変革をもたらす契機となることを信じています。

世田谷区議会議員
ひえしま 進