クルド人をはじめとする外国人との多文化共生について、様々な取り組みを行っている埼玉県川口市を会派で視察しました。まずは、ご多忙にも関わらずご対応頂いた川口市役所の皆様に、心から御礼申し上げます。
さて、メディアの報道で、川口市はクルド人問題がクローズアップされていますが、市内で最も多い外国人は中国人です。これは世田谷区でも変わりありません。次いで、ベトナム人、フィリピン人、韓国人と続き、トルコ人(クルド人)は6位。人口の約3%です。
川口市に住民登録しているクルド人の約6割が、在留資格の「特定活動」を理由にして生活しており、仮放免者は717人、管理措置者は31人(令和6年現在)。他にも不法滞在者が存在しているということでした。クルド人は日本へ入国すると難民申請を行って、日本に永住しようとしますが、クルド人が難民認定されるような状況は存在していません。
クルド人の中には違法改造車での暴走行為や居住区域でのバカ騒ぎ、女性へのストーカー行為などを繰り返す輩が少なからず存在し、社会問題となっているのは周知の通りです。
こうした外国人との共存・共生は難しく、違反行為があればすぐに警察に通報し、取り締まってもらうことが肝要です。そして何よりも、出入国在留管理庁が速やかに不法滞在者を摘発し、本国へ送還するべきですが、人員不足などの理由があるのか、現状はスムーズに実施できていないという問題があります。
世田谷区などの基礎自治体が外国人との共存・共生に重きを置くことは当然ですし、どの国籍だろうと地域住民が安全かつ安心して生活できるような施策を講じるのは義務です。しかし、そういう善意につけ込んで悪事を働くクルド人のような不法外国人は、速やかに追放するべきですが、現状はそうなっていないので、権限を持つ国が適切に実行すべきです。
目下、参院選の真っ只中ですが、外国人対策も大きな争点の一つとして、活発に議論してもらいたいものです。
世田谷区の外国人問題については引き続き、調査を行って参ります。