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【世田谷区】新BOP学童クラブで虐待事件

世田谷区議会文教常任委員会で、新BOP学童クラブで虐待事件が発生したとの報告があった。

室内を清掃中の派遣職員が、児童に邪魔されたと思い怒声を発し、右足で児童の顔面を蹴った。蹴られた児童は下唇と歯茎から出血し、下唇が裂傷したということだった。派遣職員は聞き取りに対して、「同じようなことが続いていたので、イライラしてしまった」と答えている。


派遣職員は普段から勤務態度に問題があったことがわかっており、なぜ早くに問題視して派遣元に連絡し、別の人間に交代するよう要請など対応をしなかったのか。それに、事件は8月21日(木)に発生したが、児童館長が連絡を受けたのが23日(土)。さらに区の児童課が知ったのは25日(月)。当事者の派遣職員に直接出勤しないよう指示したのが、なんと27日(水)。

この間、連絡はすべてメールで行われており、なぜ電話を使わないのか理解に苦しむ。この緩慢ぶりはどこから来るのか呆れて物が言えない。再発防止は言うまでもないが、とにかく子供がいる現場で、危険を感受する能力が著しく欠如している大人ばかりが蔓延っていることが、最大の問題である。