世田谷区議会決算特別委員会でひえしまは、これまで世田谷区の条例で規制の対象とされてこなかった「加熱式たばこ」について、速やかに対象に加えるよう求め、令和8年から実施されることになった。
区は平成30年に「世田谷区たばこルール」と「世田谷区環境美化等に関する条例」を制定したものの、喫煙を「たばこに火をつけ、その煙を発生させること」と定義。そのため、紙巻きたばこのみを規制対象とし、火をつけない「加熱式たばこ」は対象外としてきた。

しかし、ひえしまのもとには、区民から「加熱式たばこ」による迷惑行為やマナー違反について相談が増えていたことで、規制対象に加えるよう要望してきた。
これについて区は、早急に素案を取りまとめ、11月に区民意見募集を実施し、今年度内にたばこルールと条例を改正すると答弁。令和8年7月から「加熱式たばこ」が路上喫煙などの規制対象に加えられることになった。
「加熱式たばこ」規制についての世田谷区の対応は、23区の中で最も遅かったが、ようやく実現する。