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【世田谷区議会】空襲見舞金を含む補正予算に反対!

世田谷区議会は第4回定例会を終えた。ひえしまは「令和7年度世田谷区一般会計補正予算(第4次)」に反対した。

補正予算には、ひえしまほか5議員が反対

最大の理由は、保坂区長主導の1人3万円を支給する空襲被害者見舞金事業が含まれているからだ。補正予算には福祉保健や文教関連なども含まれるが、行政側が「あえて」議論が分かれている見舞金事業を含めて提案してきた以上、反対せざるを得ない。

空襲被害者見舞金については、補正予算のほか、条例としても提出されており、条例にはひえしまの会派(4人)、自民党(14人)、参政党(1人)の計19人が反対。しかし、補正予算に自民党(1人が反対し、その後に会派を離脱)と参政党は賛成した。

結果として、賛成多数となったことから、空襲被害者見舞金支給事業は実施されてしまう。ひえしまは議会質問でも指摘したが、そもそも、区長は全国空襲連とは親しく懇談するものの、世田谷区民からはまったく意見を聴取していない。それに、これも私の議会質問で明らかになったが、事業について意見を求めた有識者なるものも、すべて推進派という偏った人選だった。

かくして、空襲被害者見舞金について、メディアは「自治体初」などと大見出しを打っているが、区税を使う事業なのに、区民がすっかり置き去りにされたことは、記憶され続けなければならない。