ひえしまは世田谷区議会第1回定例会の本会議で、衆院選期間中に保坂展人区長が自身のXで高市総理を批判したことについて取り上げ、真意を質しました。

保坂区長は、高市総理がNHKの討論番組を欠席したことについて、Xで「ドタキャン」と非難。続けて、「選挙期間中の唯一となるかもしれない各党党首との議論から姿をくらました高市首相。もし、衆院解散をしていなければ「統一教会と自民党及び自身」の関係について、野党からの質問を受けて枝野予算委員長の采配のもとで、どうなっていたことか」と書いて、ポストしています。

また、別のポストでは「高市逃げた」のハッシュタグをつけるなど念の入れようです。

高市総理は遊説中、持病のリウマチに起因する手首の負傷が原因で、欠席したとのことですが、区長の言動は、「自分が嫌いな人物なら何を言ってもよい」というように受け取られかねず、これは「いじめ」をする人間のメンタリティに通じるものであり、いじめそのものを助長しかねません。ひえしまは、速やかに謝罪撤回すべきであると指摘しました。
これに対して保坂区長は、以下の通り答弁。
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私のエックスのアカウントは、政治家保坂展人として活動や発言に興味関心を持たれている方にお伝えするという目的で発信しており、近時の世界情勢や国内政治・経済、社会状況を発信するとともに、世田谷区民に向けても区の公式アカウントによる重要な情報などをご紹介しています。 ご指摘の私のエックスは、高市総理への政治家としての姿勢を懸念した発言であって、身体のケガや不調は十分に治療、静養されることを願っていました。
ただ、その後のハードスケジュールの遊説はこなされたということで官邸からも健康上の問題が続いたとの発表はありません。「いじめをする人間のメンタリティ」や「いじめそのものを助長しかねない」ということには当たらないと考えています。自ら突然に設定したいきなりの解散・総選挙に対して、期間中の唯一の公開討論の機会はきわめて重大で、この機会をもてなかったことは大変残念です。その後に再設定することも可能だったのではと疑問は残ります。
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保坂区長のSNS発信は、議会で度々問題視されてきました。しかし、その都度「アカウントは私的なものであり、区長としてのものではない」と言い逃れをしてきましたが、誰が納得するのでしょうか。大半の人は区長の発信だと思って受け取っているはずです。高市総理の体調を慮ると言うのであれば、その旨のポストをすべきですが、見当たりません。
保坂区長は世田谷区長という立場を最大限利用しながら、左派政治家としての影響力を最大化する手法に長けています。今回の衆院選では、岸本・杉並区長ら仲間の首長5人と突然の解散を批判する声明を発表してもいます。これについては次回に譲りますが、政治家としてのパフォーマンスではなく、行政のトップとして、山積する世田谷区の課題に取り組むことこそ、最優先にすべきです。