保坂区長は、世田谷区のPCR検査をニューヨーク並みに拡大する「誰でもいつでも何度でも」を実施する、と連日メディアでぶち上げ、それを見た方々から、私のもとにも多くの問い合わせが来ていることは既に報告した。「自己負担なし」と明言するのだから、財源をはじめ人員や場所の確保について、議会で議論したいのだが、区長はメディアで言うばかりで、議員には何ら報告しないのでそれが叶わない。どうやら、「検討を指示した」レベルのようで、その程度でこれだけ大騒ぎする理由がわからない。極めて政治的な発表だと断ぜざるを得ない。
私はかねてより、区長の情報発信の仕方を批判してきた。PCR検査のように、特に区民の生命に直結する事柄については、正確さと慎重さが求められるからだ。まさか小池都知事のモノマネではないだろうが、区長のパフォーマンスは度を超えている。私が最新の区議会レポートで区長を批判したら、毎日、何十通という嫌がらせの封筒が届いている。
保坂区政を批判したレポートを配布したら、私の後援会入会希望を騙った嫌がらせの封筒が毎日どっさり届く。封筒が買えないのか、ATM用やらチラシやらを代わりにしている。すべて消印は玉川郵便局。目星は付いている。組織的な言論封殺はやめなさい。 pic.twitter.com/pPe9xCklqa
— ひえしま 進(世田谷区議会議員🐶日本維新の会🐱世田谷区) (@hieshima_susumu) August 1, 2020
すべて、「サポーターズ(後援会)入会希望」と書いてあり、切手は貼っておらず、着払いになっている。なぜか、すべて銀行のATM用やチラシで作ったものばかりで、まともな封筒は1つもない。中身は私のレポートをズタズタにしたものや、「バカ」だの「アホ」だのと一方的に罵倒する文面ばかりで、まったくもってヒドイ代物だ。わざわざ、厚手のボール紙を何枚も入れて重みを出し、こちらの料金負担を増やそうとしているものすらある。どう考えても、組織的にやっているとしか思えない。区長の支持者がこういう連中ばかりだとは思いたくないが、ひとつの事実としてお伝えしておく。もし、関係者がこのブログを読んでいるならば、言っておく。必ず落とし前はつけてもらう。目星はついている。震えて待て。
私はたとえ主義主張、意見が異なっていたとしても、相手が常識人であれば誠心誠意、議論をするし、してきたつもりだ。実りある対話は有意義である。有難いことに、日頃、メールや電話も多く頂くし、その都度返信もしてきた。しかし、ここ数日ろくでもないものが多い。業務に差し障るので、この類いのものはすべて無視する。送料すら自分で払えないのだから、わざわざ送って来ないように。
私はPCR検査の充実に反対ではないが、やたらめったら行うものではないと考える。貴重な税金を好き勝手、無尽蔵に使えるわけではないのだから、何だって適正規模というものがある。そのことを議論したいのに、まったく議会に向き合わない区長は、区を上げてコロナ禍を乗り越えようとしているとは思えない。我々は一致団結して、区民を守らなければならないはずだ。