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やはり「誰でもいつでも何度でも」は幻だった

昨日(8月20日)、行政から私たちの会派に、補正予算の説明があった。世田谷区議会のすべての会派に行われているので、全議員が内容を知るところとなる(日時は異なるので、まだ終わっていない会派もある)。

その中で、保坂区長がぶち上げている「誰でもいつでも何度でも」のPCR検査拡大についての概要説明があった。かねてからしつこく指摘しているように、案の定、区長がぶち上げている内容とはかけ離れたものだった。詳細をお知らせしたいのだが、議会のルールによって、正式に委員会で報告されるまで公開できないので、ご了承頂きたい。

まあ、やっぱり区長が喧伝している内容とはまったく違う。期待させられた区民の方々には大変残念な知らせとなる。理解力を著しく欠いた一部の輩どもが、連日、私を誹謗中傷しているのだが、この手のろくでもない連中が騒いでいるように、私はPCR検査拡大に反対しているのではない。税金は好き勝手に無尽蔵に使えるものではないのだから、検査は適宜適切に拡大せよ、と言っている。政府だって、各自治体へ通知している(こちら)。

そもそも、区民の生命、健康に関わる重要な事柄を政治的な駆け引きに使っているのは、保坂区長である。印象操作を排し、正しい情報公開を行うよう、議会で常々訴えてきたが、まったく意に介していない。その姿は、独善であり独裁の域に達している。「サンデー毎日」の記事(8月30日号)なんて、完全にプロパガンダに成り下がっている。

「無策の官邸を包囲する」って、どう考えても、大昔の、今や笑い話にすらならない学生運動家の発想だろう。だいたい、包囲してどうするんだよ(笑)。ああ、そう言えば、区長も運動家だったな(笑)。いやはや、溜息しか出ない。“革命家”気取りの取り巻きやお仲間によるこうしたデマゴギーは、ただ単に「安倍総理憎し」でやっているに過ぎない。安倍さんを憎悪し、政権を罵るのは勝手だが、それに区民を巻き込み、あたかも正論を言っているかのような振る舞いは慎め! 「誰でもいつでも何度でも」の全容は、近いうちに明らかになる。虚偽宣伝をしている時代遅れの“革命家”気取りどもが、どう責任を取るのか見物である(お得意の「すり替え」で終わるだろうが)。私はこれからも賢明な区民のために、正しい情報を提供し、行政をチェックしていく。