基本政策

「世田谷バージョンアップ」
6つの提言

南北を結ぶ新しい交通システムの
整備をめざします

世田谷区内には京王線、小田急線、東急線が走っています。東西の移動には便利ですが、これら3線をつなぐ南北の路線がありません。近い距離にも関わらず、乗り換えで時間がかかってしまいます。また、バスを利用するにも、「渋滞すれば、時間が読めない」「混雑して大変」などの声が寄せられています。南北の移動がスムーズにできるようになれば、私たちの生活はもっと便利になります。地下などを活用した新しい交通システムの構築をめざします。

孤独死(孤立死)ゼロに
取り組みます

いま、日本全国で年間約3万人の方々が孤独死(孤立死)しています。地縁、血縁が遠くなったり、切れてしまって発生している悲劇です。世田谷区でも平成29年の統計では593人。こうした〝無縁死″を根絶するための新たな予算を確保し、町内会、自治会活動はもとより、地域の人的交流の促進や各種団体の活動を支援します。

ベビーシッター助成の導入を
めざします

共働き子育て世代にとって欠かせない保育園。しかし、世田谷区の待機児童解消は道遠し。ワークライフバランスの実現のために、どちらかが仕事を辞めることなく保育園が見つかるまでの間、ベビーシッターを利用してもらいその料金を助成します。また、医師と綿密に連携して子どもを守る病児保育の充実と増設をめざします。

ペット殺処分ゼロに!
生体展示販売の禁止をめざします

ワンちゃん、ニャンちゃんも大切な家族の一員。捨てられたペットたちの行き先は殺処分です。残酷な殺処分ゼロをめざします。そのために、動物愛護団体や獣医師、訓練士の交流と育成を促進し、譲渡や多頭飼育などの情報共有、「飼い方講座」を推進します。また、欧米では行われていないペットショップの生体展示販売の禁止をめざします。

首都直下型地震に備え、
防災対策の充実をめざします

いつ起こるかわからない首都直下型地震。病院や学校など公共施設の非常用電源や公衆無線LANの整備を急ぎます。木造密集地域での「家屋壁面撤去助成」など、新しい試みをバックアップします。また、避難場所案内の明確化や公衆電話の増設、防災士の育成推進など日常の防災・減災活動を活発化させます。

シェア・スペース(仮称)の開設で
新しい交流をあと押しします

世田谷区内にIT環境を充実させたシェア・スペースを開設し、ビジネスマン、自営業者、主婦、定年退職者など職業・年齢を超えた交流を支援します。従来の図書館や区民センターなどとは異なり、自由に談笑できるカフェや実用書中心の図書室を併設し、新たなビジネス創出にもつながる場を提供します。

「議会・議員改革」
3つの提言

区議会議員の定数を削減

世田谷区議会議員の定数は50人。多すぎませんか? こんなにいるのに、皆さんのために本当に働いていますか? 近い将来、人口100万人を突破すると言われている世田谷区。様々な課題、ニーズに対処するためには、少数精鋭でスムーズに問題解決ができる議会へ生まれ変わらなくてはなりません。まずは、「身を切る改革」で議員の覚悟を示し、天下りや税金を浪費する公務員へ改革のメスを入れます。

区議会議員の報酬をカット

世田谷区議会議員の報酬は月額約62万円。期末手当が約300万円。さらに、政務活動費が月々24万円支払われています。年収は1000万円以上。すべて、私たち区民の税金です。兼業している議員の中には、議員という公職を“副業”にしている人もいます。そして議会は年間たった90日しかありません。見合わない高額報酬をカットします

議員年金復活に徹底して反対

地方議員年金制度は、議員の掛け金を私たちの税金で半分負担し、掛け金のわりには取り分が多いという不公平な制度です。平成23年に廃止になった議員特権の1つですが、自民党と公明党は「議員のなり手がいない」との理由で復活を主張しています。これは詭弁で、世田谷区議会選挙には毎回多くの人たちが立候補しています(前回平成27年の選挙では、定数50に対し82人!)。