衆院選が終わった。岸田政権が発足し、想定よりも投開票日が繰り上がり、すべてが突貫工事で走り抜けた12日間だった。私は東京6区から出馬した、うすいりえ候補の応援で連日駆けずり回っていた。当選には及ばなかったが、大きな成果は残せた。結果は以下の通り。
当選 落合貴之(立憲民主党)110169票
当選(比)越智隆雄(自由民主党)105186票
落選 碓井梨恵(日本維新の会)59490票
二大政党の狭間で第三極の旗を掲げて戦ったが、壁は厚かった。今後は、約6万人の方々のご期待をどういう形で生かしていくか、しっかり考えていきたい。維新は、全体で41議席を頂いた。
【速報 JUST IN 】衆院選 各党の獲得議席 すべて確定 #nhk_news https://t.co/DHWpUHmelV
— NHKニュース (@nhk_news) October 31, 2021
たしかに、活動中に多くの方からお声がけ頂き、手応えを感じてはいたが、これほどまでに議席を頂けるとは思っていなかった。もっとも、小選挙区で勝ち抜いた候補は大阪中心で、大半は比例復活というのが実際である。これをもってしても、勝利したと諸手を挙げて喜べない。松井代表も「我々は負け」と明言している。
【New】衆院選で、日本維新の会は議席を4倍近くに増やしました。
一般的には「躍進」と言える状況の中、松井一郎代表は「我々は負けてる」と発言。
開票センターでの会見で、松井代表はその理由、そして今後の展望を語りました。(冨田すみれ子 @rekopekopako)https://t.co/EzSXvyCfKC
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) November 1, 2021
「躍進と言っているのはメディアの皆さんがキャッチフレーズをつけているだけで、今回は与党の勝利なんです。政権選択選挙なので、与党で過半数とるのが勝利でしょ。我々は少し増やしていただいたというのが、今の状態だと思います」
すべては代表の言葉に集約されている。今回の選挙で自公政権は信任された。自民党を過半数割れに追い込むことは出来なかった。国政に参画する仲間が増えたことはとても嬉しいが、今までにないほどの「真の改革」のインパクトを、どれだけ日本の政治に与えられるかお手並み拝見でもある。同時に、私自身も地方の声をどんどんぶつけて、地域主権、地方分権をこれまで以上に推進していきたいと決意している。本当の勝利はこれからだ。