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議員辞職勧告決議:世田谷区議会の場合

無免許運転で人身事故を起こし、2回の議員辞職勧告決議を受けながらも居座り続ける木下富美子都議(板橋区選出、都民ファースト除名)。多くの都民が「辞めてくれ!」と思っているが、辞職に追い込めない。


木下議員の場合は、都議会が全会一致で「議員を辞職すべき」と意思表示しているが、残念ながら法的拘束力がないため、このような事態を招いている。それだけ有権者に選ばれた議員の職責は重いということだが、であるがゆえに、議員が不相応な人間であっても、クビにできないということになっている。わが世田谷区議会ではどうなのか。平成元年から現在までの期間で調べると、4回の辞職勧告決議案が提出されている。

①平成9年第1回定例会(3月3日)議員提出議案第1号 過去の選挙における不正行為について石塚一信議員に議員辞職を求める決議 ⇒ 否決

②平成10年第3回定例会(9月24日)議員提出議案第5号 星谷知久平議員の議員辞職勧告決議 ⇒ 否決

③平成19年第1回臨時会(5月23日)議員提出議案第4号 森学議員に対する辞職勧告決議(全員賛成)⇒ 同年7月3日辞職

④平成20年第3回定例会(10月1日)議員提出議案第4号 あべ力也議員に対する議員辞職勧告決議(全員賛成)⇒ 辞職することなく現在に至る。

勧告決議が出されて辞職する人もいるので、まったく無意味というわけでもないが、やはり辞めない人もいる。これを機に、トンデモ議員を退場させることや、報酬停止などを可能にするための方途について議論を深めるべきだ。

さて、当の木下都議だが、近日中に議会運営委員会に呼び出されるとのことである。


ここで、各会派の質問に答えさせるということだが、出席拒否されたらどうするのだろうか。議会のルールに則ることは大切だが、その結果、厚顔無恥の方が勝つならば、議会の品位もへったくれもないということになる。