維新の小野たいすけ衆院議員の指摘から火が付いた「文書通信交通滞在費」問題。国会議員にだけ、報酬以外に毎月100万円が我々の税金から支払われている。しかも、領収書も一切不要で、事実上何に使ってもよく、使途は公開されない。10月31日に当選した全議員に、10月分が満額支給され、小野議員が違和感を表明。
国会の常識、世間の非常識|小野たいすけ official note @taisukeono #note https://t.co/158skOZ14b
— 小野たいすけ|衆議院議員|東京7区 |日本維新の会 (@taisukeono) November 12, 2021
日割り計算できず、国庫に返納もできないという、一国民からすれば信じられない建付けになっているが、維新の国会議員団は、党が一括徴収し、寄付することをいち早く決定。
<独自>維新、「1日100万円」文通費を徴収・寄付へ https://t.co/Xm9LOJfh2E
文通費は給与やボーナスとは別に、国会議員1人当たり毎月100万円ずつ支払われる。
国会議員として月1日でも在職すれば、日割り計算とならず100万円全額を受け取れるため、橋下徹元大阪市長らが批判していた
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 15, 2021
これがきっかけとなって、自民が動いた。野党第1党の立民も法案検討へ。
在職1日で文通費100万円満額支給に批判 自民も全額返還へ、立民は日割り支給法案の提出目指す
東京新聞 TOKYO Web https://t.co/8TK86wamtN
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) November 16, 2021
煮え切らない公明も、結局、世論に抗しきれず寄付へ。
公明も文通費100万円寄付へ - 様子見から修正https://t.co/C796nbmFlS
— 共同通信公式 (@kyodo_official) November 16, 2021
共産もしれっと自己主張しているが、そもそも、議員個人に支払われている文通費を党が“共同管理”しているところが解せない。
共産・小池氏、文通費「抜本的見直し必要」 https://t.co/U7EYxjg0q4 @Sankei_newsより
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) November 16, 2021
いずれにせよ、衆院選で躍進させて頂いたことにより、確実に国会を動かす力が発揮されている。これまでも、維新はこの文通費について問題提起はしてきたが、まともに取り上げられてこなかった。あとは、法案としてまとめて、どこまで改革の中身を具体的な形にできるかどうか。有権者の期待が高まっているのを感じる。