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維新塾 in Tokyo が最終回

東京維新の会が半年かけて開催してきた、「維新塾 in Tokyo」が最終回を迎えた。私もファシリテーターとして参加し、塾生の皆さんと交流しながら、様々な勉強をさせてもらった。


塾生は職業、年齢、出身地など様々で、政治家志望もいれば、知識を深めたい、色々な人と交流したい、現職議員が維新の公認をもらいたい、など理由は異なるが、そこかしこで熱い議論が展開されていた。私自身、早い時期にこういう場に身を置いていたら、多くの発見があったに違いない。

塾生から来年の統一地方選に打って出る人もいるわけだが、私自身の経験から言っても、出馬までがまずは戦いである。家族の理解と協力は必要不可欠で、子育て世代はとくに時間のやりくりが大変である。当選の保証はない。会社員ならだいたい仕事を辞めなければならない。経済的な不安は常に頭をよぎる。体力勝負でもある。ある先輩が、「立候補するだけでも多くの関門がある。出られるだけでもラッキーと思うべき」と言っていたのを思い出す。

たしかに、本人が泣く泣く断念するケースは多々ある。だから、候補者はその人の分も背負って闘い、勝たねばならない。これはけっこうメンタルが強くなければ出来ないことかもしれない。しかし、最初から強い人はそうそういない。へこんで立ち上がる、の繰り返し。私も都議選で落選し、その時の悔しさが、維新を続ける原動力になっている。

最終回に似つかわしく、柳ヶ瀬代表の熱血講義は、みんなの心を揺さぶった。柳ヶ瀬さんは東京で10年間も旗を掲げ続けてきた。並大抵のことではない。この旗を東京に、全国に増やしたい。まずは、来月の参院選である。

(ひえしま・すすむ 世田谷区議会議員/日本維新の会)