ブログ

区長の「行革で保健所機能低下」はウソ

世田谷区議会の第2回定例会が続いている。各会派の代表質問と各議員の一般質問は、3日かけて無事終わった。まず、ひえしまの区長への追及に大きな反響を頂いていることについて、感謝申し上げます。さらに手を緩めることなく、区民のために戦って参ります。

保坂区長のツイッターでの情報発信は、事実誤認がいくつもあるが、不思議なことに決して訂正しない。そのくせ、答弁では「効果的な情報発信をしている」というのだから、開いた口がふさがらない。わが会派(無所属・世田谷行革110番・維新=F行革)の代表質問で指摘された、区長の「行革で保健所機能が低下した」という発信も、間違っている。

そもそも、区内の保健所は3つでなく4つだった。平成6年の羽田政権下で地域保健法が改正され、市区町村で保健センターが設置できるようになった。世田谷区は平成9年、保健所と福祉事務所を統合して、5地域に保健センターを設置。さらに健康づくり課を新設するなど保健行政の強化と充実を図った。保健所が4つから1つになったせいで、機能が弱まったという単純な話ではない。この印象操作、情報操作は区長の得意とするところなので、要注意である。それどころか、区長自身が関係していた、あの悪夢の民主党政権下で行われた「事業仕分け」こそ、保健行政破壊の元凶なのだ。なんと、感染症研究センターの予算は、3億円から1.5億円へと半分に削られてしまっている。小学生の算数で政治をやってはならない。

医師会の怒りを買った、後手後手のPCR検査体制も、区長のリーダーシップの欠如からくるものであったことは、今回の議会のやり取りを通じて鮮明になった。区長はお仲間の学者や評論家の番組に出かけて行っては、あるいは雑誌に登場しては、さらに毎日平均20以上もツイートしては、コロナ対策でいかに自分が頑張ったか宣伝している。そういうヒマがあったら、意を尽くして区民へ説明すべき事柄があるはずだ。区政は区民の生命、身体、財産を預かっている。トップとしての区長がその緊張感を欠いていることが、まったくもって腹立たしい。