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北区の佐藤こと候補の応援に

実は都知事選と同時に、都議会の補欠選挙も行われている。維新は佐藤ことさん(北区)と松田りゅうすけさん(大田区)を公認。連日、熾烈な戦いを展開している。私は北区を担当しているので、赤羽、十条、王子と各駅での応援に行ってきた。

午前中は結構な雨脚でビラ配りに骨が折れたが、午後からは晴れてはかがいった。北区の立候補者は全員女性。こう言うと、「珍しがること自体がおかしい」と石井苗子参院議員に怒られるが、たしかにそうかもしれない。どの候補者も様々な経歴の持ち主で、有権者からすれば、誰に1票を託せばよいか迷ってもおかしくない。

世論調査などで最有力とされている自民候補の応援には、大臣や国会議員らも駆けつけ、推薦する公明党の区議団も揃いのジャンパーを着て場を盛り上げていた。私も演説を聞いていたが、たしかに、その訴えは人を頷かせる。だが、しかし。その説得力とは背景に控えている組織・団体あってのもので、残念なことに、かつてあれだけ袖にされた小池さんを、今回は都知事候補として応援してしまうことを見てもわかるように、その行動規範は組織や団体の都合次第と言えなくもない。

一方で、われわれ維新は、自公のように組織や団体の支援がない。よって、選挙は弱い。有権者一人ひとりの支持を得ていくほかない。これには結構な時間がかかる。しかし、積み重ねた思いは、そう簡単には覆らないものである。

民主主義は多くの意見が反映されるべきで、いろいろな政党、政治家が存在する方がよい。とは言うものの、今回の都議補選はたった一人を選ぶもので、シビアな選挙である。佐藤さんが活動をしてきた時間は、決して短いわけではないが、十分に長いというわけでもない。この成果は7月5日の投開票のときに判明する。われわれ維新は、倦まず弛まず、愚直に熱い思いと具体的な政策を訴えて、支持者を増やしていくほかに道はない。