昨日、選挙後初の東京維新の会全体会議が開かれた。コロナの影響でしばらくオンライン会議だったことと、選挙でそれぞれの持ち場に掛かりっきりだったので、みんなの顔を見るのは久しぶりだった。会議では都知事候補だった小野たいすけさん、都議候補だった佐藤ことさん(北区)と松田りゅうすけさん(大田区)が挨拶に立ち、健闘を称え合った。
東京維新の会全体会議。小野たいすけさんが挨拶に。みんなで健闘を称え合い、記念撮影📸。 pic.twitter.com/FlWHw1EDik
— ひえしま 進(世田谷区議会議員🐶日本維新の会🐱世田谷区) (@hieshima_susumu) July 7, 2020
私は佐藤ことさんの応援に入っていたので、落選だったのは悔しいが、結果を見れば来年につながる素晴らしい戦いができたと思う。
<北区の都議補選結果>
山田加奈子 (自民)52225
斉藤りえ (立民)36215
佐藤こと (維新)33903
天風いぶき (都F)23186
しんどうかな(諸派)6125
自民・山田候補は公明から推薦を受けていたこともあり、そもそも最有力だと目されていた。立民・斉藤候補も共産が支援しているので、組織票がしっかり乗っかった。組織や団体のまとまった支援がないのは、維新・佐藤候補と都民ファースト(都F)・天風候補だが、都Fは小池知事とのコラボ戦術でそれなりに目立っていたし、世論調査でも調子がよかったようで、多くの関係者も維新には負けない、と思っていたようだ。
しかし、都Fは惨敗。維新の佐藤候補は音喜多駿・参院議員の後継者ということもあったろうが、“学園祭選挙”と揶揄されながらも、粘り強く活発な街頭活動を展開し(体力的にはかなりキツイ)、急速に支持を拡大した手応えがあった。選挙戦終盤では、「いま入れてきました!」と期日前投票を済ませた有権者の方から、多くの声をかけて頂いた。まったく組織・団体の応援を受けない、無名の新人としてはかなり善戦したと思う。
大田区では松田りゅうすけさんが大奮闘。こちらも構図は変わらないが、ついに立民・共産連合を降した。
<大田区の都議補選結果>
鈴木あきまさ (自民)110059
松田りゅうすけ(維新)79049
松木かりん (立民)69524
柳ヶ瀬裕文・参院議員の後継者として活動を続けてきた松田さん。北区同様、公明と共産が強い選挙区で、よくこれだけの得票ができたと思う。定数1を争う補選は、常に自民候補が強いが、来年は各党がそれぞれ候補を立てて戦う。維新は必ず勝つ。