本日(9月18日)、世田谷区議会企画総務委員会で、“世田谷モデル”を含む補正予算案の質疑が行われた。わが会派(無所属・世田谷行革110番・維新=F行革)は、辻褄合わせの“世田谷モデル”に4億円の血税を使うのではなく、保健所や医師会が行っている「従来型検査」の強化、拡充などのために充てる旨の組み替え動議を提出した。
「誰でもいつでも何度でも」と無責任に区長がぶち上げた“世田谷モデル”は、議会からの厳しい追及によって二転三転し、予算案提出が遅れに遅れるという異常事態となった。これまでの質疑を聞く限り、大半の議員は「“世田谷モデル”は認められない」という空気だったはずだが、なんと、この動議は、われわれ以外のすべての会派(自民、公明、立憲民主党社民党、setagayaあらた、都民ファースト、無所属)によって反対され、否決されてしまった。つまりは、あれだけ区長案を批判していたのに、事ここに至って、皆さん賛成だというのである。極めて残念だ。というか、正直、腹立たしい。
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最終的な採決は、今月28日の本会議へ移るが、委員会での結果と異なることはないだろう。議会は区長の“世田谷モデル”に屈したと言える。
たった一人の反乱、正確には、「たった一会派の反乱」だが、われわれは、最後の最後まで闘って筋を通す。