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これでも、議会は“世田谷モデル”を本当に許すのか

区議会で唯一、“世田谷モデル”に反対している我々の会派(無所属・世田谷行革110番・維新=F行革)の孤軍奮闘の甲斐があったのか、ようやく、「保坂区長プロデュース」のでたらめモデルについて報道されるようになった。


さすが産経新聞。もうちょっと早く取材して欲しかった。今朝(25日)の朝刊社会面でも大きく報じられた。


先週18日の企画総務委員会にて、我々が提出した「“世田谷モデル”に使う予定の税金4億円を、保健所や医師会を中心とする従来型検査の強化・拡充に充てる」内容の組み替え動議は、全会派によって否決され、同じく全会派によって区長案が可決された(詳しくはコチラ)。皆さん、あれだけ批判していたにも関わらず、である。そして、いよいよ来週28日の本会議で採決にかけられる。このままいくと、委員会と同じように全会派によって可決・成立してしまう。

だが、しかし。ここに至って、潮目は少しずつ変わってきたように感じる。アゴラの新田哲史さんの記事にあるように、自民党だって本当は賛成したくないに違いない。覆る可能性は0%とは言えないのではないか。それもこれも、世論の後押しがあってである。心ある読者の皆さん、どうか声を上げて頂きたい。

連休中は、石井苗子参議院議員の「国会タックル」に出演し、“世田谷モデル”について語り合った。こちらもご覧ください。

それにしても、保坂区長はまたもやおかしなツイートをしている。


“世田谷モデル”のプール方式の実証実験は失敗しているし、成功したとしても、国が認めていないので実施されない。誤報を公然とツイートする神経がわからない。正しい情報を発信するように、議会でも再三指摘してきたが、議会軽視の区長に似つかわしく、馬耳東風のようだ。

いぜれにせよ、“世田谷モデル”なんかを認めることは、議員の良心に反する最たるものだ。本会議場で反対する議員が、一人でも多く増えることを期待する。