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決算委員会で水害対策を質問

8日の決算特別委員会(都市整備領域)で、世田谷区の水害対策について質問しました。昨年の台風19号では広範囲にわたって被害を受け、区では検証作業を続けてきましたが、つい先日、最終報告が提出されたこともあり、備えについて質しました。

以下、私の質問です。答弁はまだ文字起こしされていませんので、詳細なやり取りはネット録画をご覧ください。

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無所属・世田谷行革110番・維新の質疑を始めます。

〇今年もまた台風の季節となり、本日も台風14号の影響で雨模様ですが、水害対策について順次聞いてまいります。この度、全区民に「洪水・内水氾濫ハザードマップ」が配布され、私も読みました。多摩川流域については、昨年の台風被害もあって、区民の関心も高いと思うのですが、区内北部ですと、現在、緑道になっている部分が昔は川だったということで、浸水の危険があると示されています。しかし、新しい住民にはあまり知られていないという現状がありますが、こういった方々に区はどのように周知していく考えか、聞かせてください。

〇こうした烏山川や北沢川など、かつて川だった箇所の豪雨対策として、具体的な整備計画を教えてください。

〇区内には水没する危険性のある道路があると思いますが、これまで区は、どういった整備をし、今後実施していくのか教えてください。

〇いま、貯留浸透施設の話がありましたが、私は公園の活用も水害対策に大変有効だと思います。たとえば、船橋4-3広場では、公園の一部を貯水池にしていて、普段は遊具の一つとなっていますが、いざとなったら雨水を貯めて地下へ浸透させるという機能を持っています。このような公園は区内に何か所ありますか? 今後増設する計画はありますか?

〇 現在は技術的な課題があるということですが、どうか研究を重ねていって有効策をブラシュアップして頂きたいと思います。一方で、グリーンインフラに基づく大規模公園の整備はどうなっていますか?

〇8月から不動産取引の際の「重要事項説明」に水害リスクが加わりまして、住宅購入の際の大変重要な判断材料になります。住宅については、耐震や緑化などの助成はありますが、耐水害についての助成制度はありますか? あるのであれば、周知してくべきだと思いますが、見解を伺います。

〇昨年の台風19号に伴う浸水被害の検証について、先日、最終報告が提出されました。住民説明会でもありました、浸水対策の実施状況についてお聞きします。コロナ禍ということでもあり、計画に遅れが出ている心配もありますので、確認しておきます。まず、土のうステーションは7月中に70基まで増やすということでしたが、どうなっていますか?

〇排水ポンプ車は8月に2台導入となっていましたが、これは納車できていますか? あと、実際に操作するのは区の職員になるわけですが、操作の確認は万全ですか?

〇ゴムボートですが、最終報告の写真を見ると、かなり貧弱に見えて、心もとないのですが、本当にこのボートを購入するということでよろしいのでしょうか? もっと強固なものに変更する考えはありませんか?

〇最後に、電柱や路面の注意喚起の看板について伺います。「子ども飛び出し注意」などの看板が電柱にあったり、路面に「駐輪禁止」の表示がありますが、区内を歩いていますと老朽化したものが散見されます。住民からも新たに設置して欲しい、という要望も寄せられるのですが、確認しますが、これらは誰が設置し、どのように管理されているのか教えてください。新しいものと交換してもらいたい場合の管轄はどこになりますか?

以上で質問を終わります。

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本日も台風の影響で東京は大雨の予報です。くれぐれも、気象情報や役所からのお知らせに注意を払っていただき、備えを万全にお願いします。