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世田谷区の修学旅行問題、国会へ

世田谷区立中学校の「修学旅行一斉中止」問題について(ブログ記事参照)、わが日本維新の会の音喜多駿参院議員に相談したところ、同じく文教科学委員の梅村みずほ参院議員に素早くつないでくださり、3人でオンライン会議をしたのが5月29日。


ここで、梅村議員が国会で取り上げることを約束してくださり、早くも今日(6月3日)の文教科学委員会で質問に立った。そして萩生田文科大臣から明確な答弁を引き出した。手前みそになるが、維新の仕事は早いのだ。

問題を簡単に振り返ると、世田谷区教育委員会は、コロナの影響を理由に、ろくに現場の意見を吸い上げるわけでもなく、早々と中学校の修学旅行を中止することを発表した。区内には生徒や保護者の思いを汲み、中止ではなく延期を模索している学校があるにも関わらずである。あくまで、修学旅行の中止、延期などの判断は、個々の学校に委ねられている。区が頭ごなしに中止にする本当の理由は、保坂区長も渡部教育長も何かあったときに、責任を取りたくないからである。早く中止の判断をしないと、キャンセル料が発生してしまうことを心配している学校があることは事実だが、今日の大臣の答弁では、国が補助を出すので心配ないことがわかった。このことを憂慮していた学校は、ぜひ実施の望みを捨てないで努力して欲しい。

大臣答弁のポイントは以下の通り。①修学旅行の判断は各学校に委ねられている。②世田谷区内で行く学校と行かない学校があっても、学校の意思を尊重するので問題ない。③キャンセル料などが発生した場合は、国が支援する。④たとえ卒業式のあとであっても、実施することが望ましい。

区長も教育長も、生徒のために、最後まで努力するということを見事なまでに怠っている。準備している学校のことはまるで考えない。大したものである。いずれにしても、いろいろ御託を並べてももうダメなので、観念するように。このことは来週の本会議で、わが会派(無所属・世田谷行革110番・維新=F行革)をあげて徹底追及する。