議会質問

“世田谷モデル”の失敗に学べ
必要なのは具体的な感染予防策

2度の緊急事態宣言が発出され、私たち区民は忍従の日々を強いられました。「誰でもいつでも何度でも」を目指してPCR検査を行うとした“世田谷モデル”は、介護事業所などに勤務する約26000人のエッセンシャルワーカーが対象とされましたが、受検数は全体のたった3割未満。当初の目論見は大きく外れ、失敗しました。ひえしまは、この“世田谷モデル”の検証作業を行うよう強く要望してきましたが、わかってきたことの一つに、万全の感染防止策を講じていると思われる施設からも、陽性者が出てしまっているということがあります。つまり、手指や器具の消毒などは行われているにしても、細かく点検すると、感染防止策が「我流」になっているきらいがあり、区は早急に具体策やモデルケースを示す必要があります。

ひえしまは、施設が新たにゾーニングやパーテーションを設置する場合の助成を積極的に行うことや、区が独自に任命した「感染症アドバイザー」の有効活用を求めました。また、とかく“狙い撃ち”されている飲食店へも、きめ細やかな対応や助言をするよう要望しました。

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ひえしま進の議会質問