議会質問

えっ!? 盲導犬もダメ!
台風で露呈したお粗末な災害避難所対策

東京を直撃した台風19号。世田谷区が開設した避難所へ駆け込んだ区民は5000人を超えました。多摩川の無堤防地域が浸水被害に遭うなど、区内各エリアにも数々の被害をもたらしました。「数日前から準備をしてきた」と胸を張った保坂区長率いる区の対策は、あまりにも見通しが甘く、大きな課題を残しました。

とりわけ、ひえしまが議会で追及したのは、目の不自由な方と盲導犬の避難所受け入れ拒否問題。台風が過ぎ去った後、区民の方から相談を受け、すぐに調査を開始。区はペットをはじめ、動物すべての受け入れを断っていたことが判明し、議会質問で取り上げました。本来、区の「避難所運営マニュアル」では、盲導犬や聴導犬などの補助犬は無条件に受け入れることになっていましたが、このマニュアルが想定しているのは主に震災。風水害については対処できず、非常識な対応を行っていたことが明らかになりました。ひえしまの厳しい追及に保坂区長は、事実関係の調査を命じることを約束し、「盲導犬、介助犬等の避難所の扱いについては、早期に庁内に周知徹底を図ってまいります」と答弁。災害弱者に対して配慮の足りない保坂区政の姿勢を正しました。

保坂区政の問題点を突く!
鋭い論点で斬り込む
ひえしま進の議会質問