子どもや高齢者、身障者ファーストの
施設に!
中央図書館の
「Touch the World」、機能拡充について
区立中央図書館にある多文化体験コーナー「Touch the World」。ネイティブ・スピーカーとやり取りしたり、巨大ジオラマなどを使った映像や音声を通じて、海外の文化をバーチャル体験できる最新機器を備えた英語施設です。ひえしまが視察に訪れると、平日午前は小学4年生が移動教室として活用していましたが、その他の時間帯はガラガラ。すでに初期投資に約4500万、年間の民間委託費は約2200万円もの税金が投じられています。設備はたいへん立派で、このままでは宝の持ち腐れ。もっと有効活用すべく区民ニーズに的確に応えられるよう、教材やイベントスケジュールの見直し、SNS等を活用した積極的な情報発信を求めました。
また、中央図書館は現在、機能拡充のためリニューアルする検討が行われています。そのゾーニング案のなかで、「子どもエリア」を現行の1階から2階に移すというものがありました。しかし、エレベータは1台しかなく狭い。バギーや車椅子使用者にとっては利用しづらい。しかも、混雑時は階段に回らなくてはならず、高齢者にとっても非常に不親切です。区民からの要望を受け、「子どもエリア」はぜひとも1階に設置するよう主張し、利用者ファーストのゾーニングを求めました。