議会質問

「赤い羽根共同募金」問題
町会を利用した徴収やめよ

「募金集めが苦しいです。どうにかならないでしょうか」。ひえしまのもとに、ある方から相談がありました。「赤い羽根」などの募金集めは、町会・自治会を通じて行われています。係になった人は、多忙な中、一軒一軒回ってお金を集めています。留守宅には何度も足を運ばなければなりません。そもそも、募金はこのようにして集めるものなのでしょうか。ひえしまが議会で取り上げました。

現在、募金には赤い羽根のほか、赤十字、歳末助け合いがあります。それぞれ独立した団体が活動していますが、たとえば、赤い羽根は東京都共同募金会によるものですが、この事務局が世田谷区役所の生活福祉課に置かれています。事務局=生活福祉課が各地域のまちづくりセンターに連絡し、まちづくりセンターが町会・自治会に募金活動をお願いする仕組みになっています。ひえしまは、このあり方を疑問視し、募金は役所や町会・自治会を通してではなく、各団体が直接区民に訴える体制に変えるよう要望しました。その際も戸別徴収ではなく、銀行振込や電子マネー決済など多様な寄付方法があることを周知するよう、重ねて要請しました。区は「見直すよう検討したい」と答弁しました。

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ひえしま進の議会質問