議会質問

“世田谷モデル”大失敗に終わる。
区長の人気取りに血税5億円!
検査キット無料配布で大混乱も

誰でもいつでも何度でも――。保坂区長があたかも92万人区民全員にPCR検査が受けられるかのように喧伝し、実際は福祉関係者のみしか受けられなかった“世田谷モデル”。我々の血税5億円が投じられたものの、受検希望者は対象の3割しかなく、クラスター発生や感染拡大を抑止できなかったことが、ひえしまの議会質問で明らかになりました。ひえしまは限られた資源を有効活用するため、まず、発熱などで苦しむ有症状者の検査を最優先し、濃厚接触者などの無症状者は、保健所を通じた行政検査で行うべきと主張してきました。そのための検査体制と医療支援の強化にこそ、税金を充てなければならないと訴えましたが、区長は無視。何が何でも無症状者の中から陽性者をあぶり出し、逼迫する医療現場に無理やり患者を送り出す施策を取り続けています。さらに、区長は議会の承認を得ず、1月から抗原検査キットの無料配布を実施。92万区民に対して24万キットしか用意しておらず、全員には行き渡らないため、“早い者勝ち”という不公平を生んでいます。医療関係者からは行政の「買い占め」による検査キットの不足を危惧する声が上がっており、「今すぐ必要な人に必要な検査を受けさせられない」と混乱を招いています。

保坂区長は新型コロナの感染拡大で不安になっている区民心理を悪用し、パフォーマンスに過ぎない「実績作り」に夢中です。ひえしまは、新型コロナに関する正確な情報公開とさらなる有症状者への検査拡充、医療現場の支援強化を進めるための具体策を引き続き提案して参ります。

保坂区政の問題点を突く!
鋭い論点で斬り込む
ひえしま進の議会質問