コロナワクチン、診療所での
「個別接種」も実施すべき!
保坂区長「私も受けたいと思う」と答弁
新型コロナワクチンは、感染拡大防止の最大の有効策として期待が集まっています。世田谷区は「うめとぴあ」など区内施設19か所での「集団接種」を実施すると発表。ひえしまは、基礎疾患がある方や身体の不自由な方も受けやすい、身近な「かかりつけ医」がいる診療所での「個別接種」も実施すべき、と強く訴えました。練馬区など他区では、個別接種をメインに集団接種と併用するスタイルが主流。ましてや、区内800か所以上もある診療所を活用しないというのは、行政の努力不足と批判されても仕方ありません。
保坂区長は、連日メディアを通して、政府のワクチン対応を批判。衆議院の公聴会に招かれた際も「自治体に正確な情報がもたらされない」と苦言を呈していました。しかし、文句ばかりを言っていても始まりません。ひえしまは、ワクチン接種に後ろ向きと受け取られかねない一連の言動に対して、区長に接種を受けるか否かを質しました。区長は「当然、受けたいと思っている」と答弁。世田谷区は世田谷区として、区民の安心に寄与する情報発信に尽力するとともに、接種を希望する区民に対して、安全かつ迅速に実施するよう強く要望し、質問を終えました。