深刻な「ナラ枯れ」被害。
区は早急に対策を講じよ!
現在、「ナラ枯れ」が全国的に広がっており、昨年度の被害量は42都府県で19万2000立方メートルに及び、都内の被害本数は、令和2年度は1063本、3年度は3244本と急増しています。「ナラ枯れ」とは、古くから日本に生息するカシノナガキクイムシが媒介する、「ナラ菌」が引き起こすもので、ナラ類のほか、シイ・カシ類の樹木を枯らします。23区の都立公園でも約800本が確認されており、世田谷区内でも国分寺崖線を中心に被害が広がっています。ひえしまの質問で、区内では確認できているものだけで、すでに56本が枯れている状況がわかりました。民有地の樹木を含めて早急に対策を講じることと、保存樹林所有者へも注意喚起を徹底するよう要望しました。