等々力渓谷が閉鎖!
ひえしまが指摘していたのに、なぜ手を打たなかったのか?
東京23区唯一の渓谷と知られ、区民の憩いの場として親しまれてきた等々力渓谷で倒木が相次ぎ、区が立ち入り禁止にしてから8ヵ月が経過しました。区民からは早期の再開を求める声が上がっていますが、区は「あと3~4年はかかる」としています。708本の樹木を調査したところ52本が危険な状態にあり、伐採が必要と判断。しかし、そのための重機の搬入が地形的な問題から速やかに行うことができず、工事が難航しています。倒木の主な原因は、都内全域に広がるナラ枯れ。ひえしまは令和4年の議会で、すでにナラ枯れについて早急に手を打つよう指摘していましたが、残念なことに区は後手に回っていました。ひえしまは引き続き、等々力渓谷だけでなく国分寺崖線などでも詳細に調査し、対策を講じるよう強く求めました。