衝撃!
飼い主が20頭の秋田犬を放置し逃走
動物虐待と多頭飼育崩壊を議会で追及!
連絡を受け世田谷区内のある店舗へ急行。20頭近くの犬を放置したまま飼い主が逃亡。殺処分は免れるが、動愛センターはすべては引き取れないとの事で、犬の健康状態が心配🐶あまりにも劣悪な環境。この問題追及する💢 #ひえしま進 #稗島進 #維新 #世田谷区議会議員 #動物愛護 pic.twitter.com/uK6pNHKlFx
— ひえしま 進(世田谷区議会議員🐶日本維新の会🐱世田谷区) (@hieshima_susumu) July 17, 2020
今年7月、区内でブリーダーと思われる飼い主が、家賃滞納などの問題から約20頭の秋田犬を放置して逃走する事件が発生。ひえしまも現場に急行しました。犬の所有権が飼い主から家主に移り、突然、大型犬の飼育をしなければならなくなった家主は、困り果てて保健所に相談。保健所は都の動物愛護相談センターに連絡し、引き取りを要請したとのことでした。しかし、頭数が多いことなどから作業が難航。当初の見込みからずれ込み、全頭の引き取り完了まで結局1週間かかりました。その間、問題になったのが給餌。本来は所有者となった家主の責任となりますが、異常な悪臭がこもる劣悪な環境の中で、吠えて暴れる大型犬を相手にするのは難しいもので、これは保健所職員も同じことでした。見かねた近隣の方が動物愛護のNPO団体に相談し、レスキューに駆けつけてもらうことができ、何とか急場をしのぐことができました。
ひえしまが議会で質したのは、まず、役所の怠慢について。ブリーダーといえども、多頭飼育崩壊に陥っているのは明らかで、なぜこれまで放置してきたのか。ひえしまの調査で、法律で義務づけられている畜犬登録がたった2頭しかされておらず、保健所が指導していなかったことが発覚。飼い主は生活保護受給者で、役所の福祉担当課がこの惨状を見て見ぬふりをしていたことなどが次々と判明しました。
そして、保健所と福祉担当課は縦割りの弊害から、これまで情報共有をせず、未然防止に動かなかったことなどを厳しく指摘しました。今後、役所は常時、NPO団体や町内会などとの連携を密にし、動物虐待、多頭飼育崩壊の恐れのある人物を早期に特定し、臆することなく指導するよう強く要望しました。